ドライマウスなどの口の病気

高齢者に多いドライマウスは、口の中が乾く、ネバネバする、ものが食べにくいなどの症状がでるものの、生命にかかわる病気ではありません。しかし、治療をせずに放置しておくと重大な病気に繋がるリスクがあります。

唾液に含まれる抗菌物質には、ウイルスや細菌の増殖を抑える作用があります。ところが免疫が落ちたり、唾液の量が少なくなったりすると、この作用が損なわれ、細菌やウイルスが増殖してしまい、感染症にかかりやすくなってしまいます。高齢者の場合、風邪やインフルエンザなどの感染症が命取りになることがあります。また、口の中の雑菌が誤って肺に入って肺炎となる、誤嚥性肺炎を起こしやすくなるのも大きな問題です。

ほかにも、ドライマウスの人は咽頭炎や食道炎、胃炎などを起こし焼く、また口の中の感染症である、虫歯や歯周病にもかかりやすくなります。そのほか、健康であれば問題ない口の中のカンジダ菌が繁殖しすぎてしまい、口臭や舌の痛み、味覚障害を起こしたりすることもあります。

口の中が乾くのは老化現象だから仕方ないと思っている方も多いようですが、廊下で唾液の分泌が減る量は10%程度で、多くの患者さんは、糖尿病や腎臓病、シェーグレン症候群、口呼吸、ストレス、薬の副作用など複合的な要因が重なり合っておきています。

口が渇いて深いというドライマウスのつらさは、体験した人でないと分かりにくいものです。少しでも症状を間然し、快適な生活をおくためには大阪歯科大学附属病院など、専門医がいる病院を受信することが大切です。