医師の負担を軽減する多職種連携

一般の方には、病院は医師を頂点としたピラミッド型の組織で、看護師や薬剤師、臨床検査技師などのほかの医療職種や事務系の職員は、医師の指示に従うだけというイメージを抱く方が少なくありません。

確かに昔はそのような部分もありましたが、近年は医師とそれ以外の医療職種、管理栄養士、医療ソーシャルワーカー、医療クラーク、保健福祉士などが連携して様々な業務を行っています。その目的は医師が行う診療以外の業務を軽減し、医師の疲弊を少しでも防ぐと共に、医師不足を補うことにあります。

診療においては、10年ほど前から看護師外来や助産師外来などを設置する病院が増えています。前者は、患者からの日常的な相談などを、主治医の管理の元に看護師が担当するものです。後者は、医師の診察を受けた上で、助産師が妊婦の相談などを担当し、院内助産所を設置している病院では、医師の管理の下、以上のないお産は助産師が行っています。